INTERVIEW 020 | SATIS
自宅をアトリエに、建築家による住まいと仕事場の融合
設計:白井宏昌(自邸+アトリエ)
カラフルな空間で気持ちが明るくなるようにトイレ空間をしつらえる
このトイレの色は、パリのエッフェル塔を思わせるような、濃い灰色がかった茶色「ノーブルトープ」。
トープ色はマットな質感、そして壁の柔らかな黄色とのカラーコーディネートは、どこかパリのアパルトマンのようなお洒落な水まわり空間を演出しているかのようです。
白井さんはオランダで建築の勉強をされた背景もあると思いますが、家のアクセントとなる絶妙な色使いに取材班も魅了されました。そして黄色い壁には、家族でエッフェル塔に訪れたときの思い出、パリの街並みのウォールステッカーが飾られています。トイレに行くのが楽しく、気分をリフレッシュするような居場所になっているようです。
![トイレ](/column/pic/toilet_satis020/img23.jpg)
![トイレ](/column/pic/toilet_satis020/img24.jpg)
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サティス Gタイプ/ノーブルトープ
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パリの街並みをデザインしたウォールステッカーはエッフェル塔のお土産売り場で購入されたお気に入り
取材・文: 土谷貞雄
photo: MIKI CHISHAKI
(2020年8月4日 白井邸にて)
![](/column/pic/toilet_satis020/img26.jpg)
白井 宏昌(しらい ひろまさ)
建築家、滋賀県立大学環境科学部教授
1971年 東京都生まれ
1996年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
1996〜2001年 Kajima Design勤務
2000〜2001年 文化庁派遣芸術家在外研修員
2001〜2006年 Office for Metropolitan Architecture勤務
2007〜2008年 ロンドン・オリンピック・パーク設計チームメンバー
2010年 H2Rアーキテクツ(東京・台北)共同設立
2014年 ロンドン大学政治経済学院博士課程修了(博士、都市社会学分野)
2015年〜 滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科准教授を経て現職
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公開日:2020年09月29日